老後のおカネ

公的年金から、借金問題まで。

社会保障協定。2国間に格差がある場合の協定締結は、一方から一方への社会保障の流出になりかねない。

社会保障協定。2国間に格差がある場合の協定締結は、一方から一方への社会保障の流出になりかねない。

ついに現実化した悪夢 5月9日、河野外務大臣は「日中社会保障協定」に署名しました。というか、してしまいました。 日本と中国がなぜ、社会保障協定を締結するような事態になってしまったかといえば、中国に在住する日本人駐在員の「社会保険料2重払い」状態を救済してあげるためです。 日本ではかつて「中国市場」に夢を託して、「中国へ...

日本の社会保障費は少々削減しても、すでに手遅れ物語

日本の社会保障費は少々削減しても、すでに手遅れ物語

ローマ人の物語 いつの頃からか、塩野七生さんのファンで間違いなく愛読作家のひとりです。ネットで本を買うというような習慣が社会に存在していなかった頃、よく通っていた書店で「塩野七生新シリーズ刊行記念サイン会」のパンフレットをもらい、指定日に行列にならんでゲットしたのが、『ローマ人の物語1・ローマは一日にして成らず』に他な...

老後破産というおカネの話だけではなく

老後破産というおカネの話だけではなく

老人たちの裏社会 ウワサの本、読んでみた(笑)。 神郷由起『老人たちの裏社会』宝島社 いわゆる誰もがイメージする「お年寄り」といったワクからはみ出した「不良老人」をめぐるお話の連続。読んでいて気分が悪くなり、途中から、かなりのページ数を飛ばし読みすることに。 老人の貧困・金銭的な破綻というテーマなら、NHKが『老後破産...

平成27年版厚生労働白書図解

平成27年版厚生労働白書図解

平成27年版厚生労働白書・図で考えるとわかりやすい 今回の平成27年版厚生労働白書に限らず、現状の社会保障政策全般について、マトリックスで考えるとわかりやすいです。 横軸に年齢、縦軸に所得。真ん中の縦軸は、引退年齢。 ポイントは、以下のとおりです。 現在、社会保障負担でターゲットになっているのが「B」。 とりあえず「B...

生活保護は、医療費が半分

生活保護は、医療費が半分

「生活保護不正受給者を許さない」宣言 平成27年版厚生労働白書には、「生活保護」についても言及されています。生活保護受給者数の推移を表すグラフには、わざわざ、こんなキャッチ・フレーズまがいのメッセージが掲げられています。 生活保護受給者は約216万人であり、平成23年に過去最高を更新して以降増加傾向が続いている。 白書...

平成27年版厚生労働白書の正しい読み方

平成27年版厚生労働白書の正しい読み方

平成27年版厚生労働白書の正しい読み方 引き続き、白書ネタで(笑)。 関連記事 平成27年厚生労働白書におけるマイナンバーの位置づけ 平成27年厚生労働白書における公的年金について 白書を読んでいると、バラバラの記憶がつながったり、忘れていたものを思い出したりと、それなりの効果があります。以前は、書籍版を買うしかなく、...

現役世代の負担を増やさない、まさかの手法とは?

現役世代の負担を増やさない、まさかの手法とは?

「これから、現役世代の負担は増えるばかりなんですね?」 という絶望的な質問に、「まさかの答え」を用意してくれるのが、 三浦展著『日本の地価が3分の1になる!』光文社新書 「えっ、不動産の本じゃないんですか?」という疑問があるかも(笑)。 問題は、「地価が3分の1」になってしまう原因です。 まずは、絶望状況のおさらいから...

安全保障関連法案、反対のための「ありえない放送」

安全保障関連法案、反対のための「ありえない放送」

先日のこと。NHK・BS放送を視ていますと、瀬戸内寂聴さんと美輪明宏さんによる、90歳代・80歳代の、ご高齢対談の放送がありました。両者それぞれ、一般人には、とても体験できないような人生のエピソードを披露。いよいよ番組もオシマイかと思ったら、2人が交互に立ち上がり、対談会場の観衆に向けて「戦争反対」を猛アピールするとい...

なぜ?トヨタ、配偶者手当廃止の謎。

なぜ?トヨタ、配偶者手当廃止の謎。

トヨタ自動車が家族手当について、配偶者対象分を廃止し、子供対象分を増額するという報道がありました。 現状、配偶者分が19500円・子ども1人あたり5000円 上記を、配偶者分0円、・子ども1人あたり20000円 に、変更するというのですから、結果、子ども1人以下のケースでは、家族手当は減額。子ども2人以上のケースでは、...

報酬月額、勝手に決めてはいけません。

報酬月額、勝手に決めてはいけません。

報酬月額とは、社会保険料計算のベースになるもので、日常用語でいう「給与・給料」と、ほぼイコールです。もちろん、金額について決めるのは全くの自由ですが、「何が報酬」で、「何が報酬ではない」かは、法律で細かく規定されていますので、勝手に決めることは許されません。 『社会保険の事務手続き』には、「報酬に該当するもの」として ...

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