老後のおカネ

公的年金から、借金問題まで。

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病院ランキングのつくられかた

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高齢社会のメディアリテラシーについて、さらに

年寄りが複数人集まると年金か病気の話が始まる、とよく言われます。

そばで聞いていると、年金についてのお話は高い確率で間違っています(笑)。

「年金の支給額が少ない」ということの確認に始まり、将来展望、政府批判と続いていきます。途中、事実と意見・願望が混じり合い、悲観的な見通しを経て、「自分たちは何とかなる」的な結論といった具合。

一方、病気の話は互いの現状を披露しつつ、ここにはいない第三者の病状に関するウワサ話を展開したうえで、いつしかテーマは担当医師や病院という流れに。

病院ランキング

こういうニーズ(?)をもとに、雑誌でよく特集されるのが、名医ランキング、病院ランキング。私も以前は、「Aの病気になったら、B市にいるC先生。Dを患ったケースは、E市にあるF病院。」といったシミュレーションをしていたものです。が、こういう文章を読んでから、そういった習慣はなくなりました(笑)。

不思議なことに、医療科目別に紹介された名医たちは、ある人は1人1ページ、ある人は1ページの8分の1という具合に、紹介スペースに大きなばらつきがあります。編集部に問い合わせると、編集部の評価によって紹介スペースに差をつけたような、もっともらしい返事が返ってきます。
しかし、紹介スペースに大小があるのは、実はそのお医者さんが雑誌社に提供した金額によって決まっています。
この手の特集をつくる場合も、雑誌社はあらかじめ、「名医の企画をやりますから、お金を出しませんか」と名医に働きかけます。お金に不自由しないお医者さんは、自分のことが紹介されるなら悪くないとお金を出します。
この分野で一流だと考えている人ならば、大きく紹介されなければ面子にかかわるため、費用よりも紹介スペースの大きさのほうを問題にします。カネなら出すから、もっと大きく紹介してくれ、というわけです。

苫米地英人『FREE・フリー経済学入門』フォレスト出版

これが事実なら、何らかの法律に違反しているような気がします(笑)。薬事法とか、医師法であるとか。詳しくないですが(笑)。

すべてはポジショントーク。病院や医師に関する情報だけが例外ということはありえません(笑)。

しかも、「G市に名医のH先生がいる」、「J市には先進医療設備のあるK病院がある」と聞いたところで、おカネや移動時間などを無制限に使えるわけもなく、できることは限られます。というか、通えない優良病院、診て貰えない名医の情報など入手しても、ストレスが増すばかりです(笑)。

まとめ

NHK総合チャンネルやEテレ、もちろん民放でも、名医を紹介する類(たぐい)のドキュメンタリーやバラエティがよく放送されていますが、苫米地博士に反論は用意できるのでしょうか(笑)。

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