老後のおカネ

公的年金から、借金問題まで。

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高年齢フリーター入門

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「働き続ける」以外の選択肢はありません。

シニア層に特化した人材派遣業の会社として知られる「マイスター60」。同社のデータによれば、65歳以上の求職や再就職者の数は年々増加傾向にあり、50代の登録者も増えているそうです。

その理由として、65歳までの再雇用制度が大きく影響しているようです。一応、法的には、年金支給と雇用が接続する仕組みはできましたが、65歳以降に、どう働くかという問題は残り、50代のうちに65歳以降も働けるようなキャリアを早めに模索する人が増えてきているからだと、いいます。

高齢求職者の傾向や仕事観に関する調査によれば、就業動機は経済的理由が48%、生活充実・社会貢献志向が52%とほぼ半々になっています。

上記にある生活充実というのは、「もっと、おカネが欲しい」とホンヤクできないこともないので(笑)、経済的理由の比率はもっと高いはずです。また、この数値は「これから年寄りになる人」では、もっとアップを続けることでしょう。

貯金で何とか出来るほど、老後は短くありません。

以前の世代のように公的年金のみでの生活が成り立たなくなくなれば、「働き続ける」というのが最も合理的、かつ、ほぼ唯一可能な対応策です。平均寿命の伸びによって、ますます長くなる「老後」を貯蓄を中心とした蓄えだけで何とかしようとすれば、それこそ、大多数の人にとって「絶望的に感じる金額」を用意しなければなりません。

貯金で何とかなるほど老後は短くない

21世紀に入ってからの日本人の実質賃金は、超長期的に下落傾向を続けていて、「どこにそんな余裕があるんだ」という状況が続いています。(大企業を中心とした)賃上げ可能な会社が、たとえ給料を上げても、上昇分の多くは、社会保険料に持っていかれ、可処分所得は増えていないことは、別の記事でも取り上げました。

参照記事

経団連が「賃上げ」を分析してわかったこと

たとえ、働き続けるという覚悟はできても、「どういう仕事を」という問題は残ります。65歳以降に、体力勝負というのもムチャですし、「新しい仕事」というのも現実的ではありません(笑)。

つまり、

「65歳以降も働けるようなキャリア」とは、体力を使わず、長年の経験やスキルを生かせ、他の人がカンタンにはマネできない仕事、ということになります。それを、上記にあるように50代になってから「模索」しているようではダメで(笑)、もっともっと、前倒しの準備が必要になります。

まとめ

ということで、「老後観」の変化・見直しは、そのまま、一生のキャリアの見直しにつながってしまうことが避けられないのです。

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