老後のおカネ

公的年金から、借金問題まで。

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生活保護受給の条件は厳しくなるばかり

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善意だけで成り立つ会話

患者C「先生、しばらく(この病院に)入院させてください。」

患者C「家に居ても、ひとりで寂しいし。」

医師K「しょうがないなー。2~3日、入っておくか!」

患者C「ありがとうございます。」

この会話のやりとりに、何の悪意もありません。

医師を頼る患者と、その信頼にこたえる医師。

悪意のない会話

ただし、もし、

患者Cは、ひとり暮らしの生活保護受給者(この場合、個人負担はゼロ)。

医師Kは、入院施設のある中規模病院の院長先生。(入院ベッドに空きがあるのは、経営上、マズイ。)

そして、お代だけが公的機関にまわされ、国民あまねく費用を負担する。

ということであれば、国民は黙っていられません(笑)。

上記の会話は、「入院」をめぐって、ですが、

厚生労働省は、平成28年度から新たな「頻回受診」や「重複処方」の防止策を実施することになりました。

ちなみに、頻回受診とは、生活保護受給者が同じ病気を理由にして、「必要以上に」病院で受診すること。重複処方とは、生活保護受給者が「過剰に」薬剤の処方を受けるということです。このとき、病院には通常のビジネスで言う「売上」が成立します、いや、してしまいます(笑)。

で、どんな防止策が実施されるかというと、

薬剤師・看護師が、「受診や処方の頻度が高い」生活保護受給者の自宅を訪問して、健康状態や薬の飲み方を確認、不審な点があれば、指導するといった内容。

「家にまで、おしかける」わけです(笑)。

それほどまでに、厚生労働省はホンキだということなんです。

もし、あなたが「老後ハタン」しても、最後には生活保護がある、なんて考えていたら、甘いです(笑)。厚生労働省は、生活保護受給者の定義を明確にして、不正受給を絶対に許さないと、最新白書でも宣言しています。

そして、生活保護の受給要件は厳しくなるばかり。社会保障で、よく使われるキーワードに、「持続可能な(制度)」というのがありますが、意味するところは、「一定の人を切り捨ててでも、制度が続くようにする」ということに他なりません。

まとめ

ちなみに、私が、上記の会話あるいは同趣旨のものを実際に耳にしたことがあるかどうかは、ご想像に、おまかせします(笑)。

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