老後のおカネ

公的年金から、借金問題まで。

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マクロ経済スライド、今年は、やめるってよ(笑)。

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2016年、マクロ経済スライドは実施されない

2016年、マクロ経済スライドは発動されません。2015年末に、厚労省から発表がありました。結果として、2016年中、年金受給者の「受け取り額面金額」は、一切、変化ナシということになります。

ちなみに、「マクロ経済スライドって何?」という方は、当サイトの人気記事をご参照くださいませ(笑)。

年金のマクロ経済スライドをわかりやすく説明してください(1)

年金のマクロ経済スライドをわかりやすく説明してください(2)

さて、なぜ、こんな発表をするに至ったかといえば、2016年には7月に参院選挙があるからです。つまり、政府の意向です。衆院選とダブルになるという説もあります。年金受給者というものは、年金支給額が1円でも下がれば、その背景事情や実際の減額パーセントなどを冷静に見据えるといったことは全くせず、ただただ、「(年金を)減らされたという事実」のみを鮮明に記憶にとどめておき、自分の感情にもとづいた政治行動(この場合、選挙で年金を減額しやがった与党には投票しない)をキチンと行いますので(笑)、政権与党としては、ハレモノにふれるような扱いをせざるえません。

補正予算による年金生活者対策については、こちらでふれました。

平成28年度臨時給付金によるバラマキ作戦

年金支給額の実質的な減額となるマクロ経済スライドは、制度発足10年を経過して、やっと昨年2015年に「初めて」実施されたわけです。この時も、年金受給額面金額は減ることなく(むしろ増えて)実行されました。何人もの年金受給者に聞いてみたところ、「多少でも増えて、ありがたい」という意見ばかりで、実質的には減額されたことを知る人は、私の聞いた範囲では、ひとりもいませんでした(笑)。

年金は法律の体系であり、人為的に変更可能です

年金(行政)といったものは、このように「政治的」であり、時の政府の思惑によって、何とでもなるということです。ここからいえることは、「公的年金制度がハタンする」なんてことはあり得ない、ということです。「ハタンしないようにすれば良い」だけの話です(笑)。公的年金は、金融商品ではありませんので。

上記のマクロ経済スライド導入時に、すでに「保険料として集金できる金額以上の年金支給は、決して行わない」と法律で決まっています。

にもかかわらず、今だに「ハタン」を唱え続けている年金博士と自称する同業者(社会保険労務士)なんかがいるもんですから、困ったものです(笑)。

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まとめ

ただし、継続できる「年金制度」の下で、高齢者がひと世代前の高齢者と同じような「年金生活」がおくれるかといえば、その可能性は限りなくゼロに近い。「ハタン」説は、こういった事実に気づきにくくさせます。ハタンすれば、政府から何らかの救済措置が行われるんじゃないか、といった具体に(笑)。

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