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どうして、マイナンバー導入に反対するするのですか?

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マイナンバー反対の歴史的経緯

いまだに、マイナンバー導入に反対している人が少なくありません。マイナンバー通知カードの受け取りを拒否しても、すでに符番は完了しているわけで、あまり意味のある行為とは思えません。

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手元にある書籍に、「反対」の歴史がコンパクトにまとまって記述されていましたので、取り上げてみました。

グリーンカード

グリーンカードは1984年1月から導入される予定でした。ところが、グリーンカードによって金融資産が洗いざらい明らかになってしまうことを怖れた人たちを中心に懸念が急激に広がり、政治家からも反対の意見が相次ぎました。勿論、やましいところがなければ何の問題もないはずなのですが、反対意見に押されて導入延期となり、結局、1985年には制度そのものが廃止になりました。

梅屋真一郎著『マイナンバー国家改造計画』日経BP社

住民基本台帳ネットワーク

住基ネットに関してはセキュリティやプライバシーの懸念から反対意見が噴出しました。
その結果、住基ネットは、住民登録手続き、パスポート手続き、 e-Taxといった非常に限定された分野に利用が制限されました。

前掲書

では、

なぜ、今回のマイナンバーは導入が決まったのでしょうか?

理由は、もともと民主党が言い出したこと、だったからなんです。

低所得者層に厳しい逆進性をもつ消費税増税への批判を緩和するために、目新しい給付つき税額控除を採用しよう。そのためには、「給付」が妥当かどうかを判断するためのマイナンバーを導入するーーーこういった流れでした。
民主党だけでなく自民党にも公明党にも共通している問題がありました。高齢化が進むと社会保障の給付と負担の緊張関係が増していきます。所得のある人が負担し、所得のない人に給付するという制度ですから、負担の公正性、公平性を担保しないと、この緊張関係は乗り切れません。そういう認識が与野党にありました。

前掲書

自分たちが「言い出し」にもかかわらず、民主党は最終的に「反対」とか「延期」とか、主張していたのは記憶に新しいところです。

まとめ

最後に、もうひとつ前掲書から、「マイナンバーで困る人は、不正等を行っている後ろめたいことがある人です。」

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