別目的の読書中、突然、マイナンバーの話題が
まったく別の目的で読み始めた本に、別ルートで追いかけているテーマについて書かれているとトクした気分になります。
「え!あれとこれ、関係があるんですか?」
といった具合(笑)。
渡邊哲也さん。地上波には登場しませんが、ネットで人気の経済評論家です。近著、といっても月刊誌なみのペースで出版しているので、「どれが近著か」、判断に困るほどですが、近著『中国潰滅』(徳間書店)に、こんな記述が。
このマイナンバーを持たない者は、国内において働くことができなくなる。
もちろん、不正な資金の流れや脱税なども一目瞭然となる。先のテロ3法において、テロ組織への金銭援助や団体関連に勤めている構成員の動きが、ガラス張りになるということなのだ。渡邊哲也著『中国潰滅』(徳間書店)
『中国潰滅』というタイトルの本に、「マイナンバー」が出てきて、まず、驚きですが(笑)。こちらの記事にある移民問題と関連していることがわかります。
マイナンバーの背後には、国際的な要請が
ちなみに、テロ3法とは、
- 改正テロ資金提供処罰法
- 改正犯罪収益移転防止法
- テロ資産凍結法
になります。
これらは、単に国内の犯罪組織の取り締まりという目的を超えて、国外犯罪とのからみを見据えて立法されています。つまり、マイナンバー導入には、国内事情にとどまらない、国際的な要請があったということがわかります。
つまり、「マイナンバーに反対する」ということは、いろんな事情がありそうだということです(笑)。
まとめ
マイナンバーの対象範囲は、我々が考えているより「ずっと大きい」ということです。