老後のおカネ

公的年金から、借金問題まで。

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老後にいくらの貯金があれば、安心できるのか

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ツカミは、ふたたびHikakin風に。

ウワサの本、読んでみた(笑)。

貯金兄弟

ウワサの本とは、竹内謙礼・青木寿幸著『貯金兄弟』PHP文庫

内容は、ざっとメモしただけで、

  • 学歴と生涯年収
  • 年金・医療
  • 少子高齢化
  • 消費者金融
  • クレジットカード
  • 貯蓄の方法
  • 生命保険(ネット販売、対面販売)
  • 真の安定成長ビジネスとは?
  • 所得税
  • 退職金と企業年金、どちらが有利か?
  • 高額療養費のしくみ
  • 民間医療保険
  • 自動車保険
  • マイホーム購入か?賃貸か?
  • 自営業(農業)

といったところ。

これらテーマをすべて「小説」の中に、盛り込んでいます(笑)。

おもな登場人物は、浪費家の兄と節約家の弟。

きわめてムリのある展開もふまえつつ、「気になるお金の話題」がざっと、学べるつくりになっています。

フツーのビジネス書にしていたら、興味・関心が持続することなく、「面白そうなところ」だけを拾い読みするだけなんじゃないかと思います。

だから、わざわざ「小説」にしたんだろうと。

個人的に最も気になったのは、最終章となる

「第6章 老後にいくらの貯金があれば、安心できるか」

すぐにでも「答」が知りたい問であり、この記事のタイトルにしました(笑)。

しかし、「答」はありませんでした(笑)。

個人的には、納得できました。

というのも、このサイトでも同じような記事を書いていたからです。

老後のために、お金はいくら準備すれば良いでしょうか?

この記事にも、「●●●円」というカタチの答は、ありません(笑)。

私の意図は、

  • そもそも、ここ何十年の日本は「貯蓄」ができるような環境ではなかった。
  • いわゆる「老後」という期間は、蓄えだけで過ごせるほど短い期間ではない。
  • シミュレーションを試みたところで、「絶望的な数字」しか示せない。

つまり、「問い自体にムリがある」といったものでした。

章のタイトルに、ほぼ同じ意味の問いをかかげ、同じように「答」を用意することのなかった著者の考えも、きっと同じなんでしょう。

話題の本に便乗して、自分が書いた記事の「値打ち」を引き上げてやろう、という気はありませんので(笑)。

老後のお金を語る最終章で、若い頃から倹約につとめてきた元公務員の弟が、自営業(農業)をやっているという設定は、暗示的でした。

節約家の弟が過去をふりかえり、娘(陽菜)の教育について語ったひとこと。

高校のときに、陽菜を初めて塾に行かせたんだが、そこからドンドン成績が伸びていった。そのときに、俺は初めて気がついたんだ。もし、中学のとき、いや小学校のときから、ちゃんとお金をかけて教育していれば、もっともっといい大学に行けたんじゃないかってね

竹内謙礼・青木寿幸著『貯金兄弟』PHP文庫

節約と貯金ばかりで、投資(教育投資)をしておかないと、後の収入アップにつながらず、最終的な貯金も増えることがない、というお話。ついでに、自分に投資することにも「気づいて」いれば、老後の自営は「農業以外の選択肢」もあったんでしょうに(笑)。

まとめ

日本の未来が、この小説のストーリーどおりに展開するのであれば、だれもが老後に、「倹約家の弟にとっての農業」にあたるものを探すことにならざるを得ません。

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