老後のおカネ

公的年金から、借金問題まで。

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高齢者ビジネスの成功事例は、お坊さんのお経(笑)。

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ふたたび、高齢者ビジネスについて。

人がたくさん死ぬようになるから、葬儀ビジネスはきっと儲かるに違いない!という思惑が、大ハズレになっている様子についてお伝えしました。

葬儀費用の相場価格が激安に、高齢者ビジネスは必ずしも儲からない(笑)。

また、簡易葬儀で稼ぐ後輩についても、お伝えしました。

すべらない高齢者ビジネス!成功したいなら、我が後輩を見習え(笑)。

今回、取り上げたいのは、同じく、「人が死ぬ」つながりのお坊さんのお話です。

お布施=情報ビジネス?

毎年、8月のお盆には、ウチにも坊さんがやって来ます。今年は、同月に母の七回忌がありましたので、坊さんにとっては思わぬ臨時収入(笑)。坊さんに支払われるギャラは、ご承知の通り「お布施」と呼ばれます。この「お布施」なるものの、値決めが何とも怪しい、胡散臭い(笑)。別の言い方で、透明性を欠く(笑)。

であれば、葬儀ビジネス同様、簡易式にするとか(笑)、いっそのことやめてしまう(坊さんに、お参りに来てもらわない)、といった「合理的な対応」があっても良さそうですが、そこまではいっていない(笑)。

坊主丸儲け

葬儀ビジネスとは異なり、こちらは健在といったところ(笑)。

坊さんのお布施といえば思い出す、文章があります。

「今から出家して、坊さんを目指そう!」ということではありませんので、念のため(笑)。

お布施の額を決定する要因はふたつあるとおもう。ひとつは坊さんの格である。えらい坊さんに対しては、たくさんわたすのがふつうである。もうひとつは、檀家の格である。格式のたかい家、あるいは金もちは、けちな額のお布施をだしたのでは、かっこうがつかない。お布施の額は、そのふたつの人間の社会的位置によってきまるのであって、坊さんが提供する情報や労働には無関係である。まして、お経の経済的効果などできまるのではけっしてない。
この決定の仕かたは、たいへんおもしろいものをふくんでいる。それは、たんなる喜捨のように、まったく一方的に決定できる性質のものではない。あるいはまた、提供された情報に対するうけとり手の主観的評価というのでもない。情報の提供者と、うけとり手との、それぞれの社会的、経済的な格づけは、いちおう客観的に決定することができるはずのものである。このふたつの格の交点において価格がきまる、というかんがえかたなのである。

梅棹忠夫『情報の文明学』中公文庫より「情報産業論」

「お布施=情報」の価格をどう決めるか、という今日でもまだ解決していない問題を解くヒントです。

ネット経由で販売されている有料商材や高額塾などの価格に正当性はあるか?

「情報提供者の社会的・経済的な格づけ」がキーワードになります(笑)。

あなたが、「情報の提供者」となる場合にも、参考になるはずです。

まとめ

ちなみに、この文章が世に出たのは1962年。アルビン・トフラーが著書『第三の波』で、「情報化社会」などということを言い始める20年も前のことです。

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