老後のおカネ

公的年金から、借金問題まで。

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60代で仕事をしていない人の家計は、どうなんでしょう?

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すでに現時点で、60代になっても働いている人は割合は、相当に高いことが確認できました。

60代の仕事、願望と現実のあいだ

ここで気になるのは、「60代で働いていない人の家計」です。

赤字です。

この問いには、総務省の『家計調査報告・家計収支編』という資料が答えてくれます。直近、2014年の資料があります。

高齢無職世帯の家計収支は、こうなっています。

高齢者無職世帯の家計支出

収入で支出をカバーできていません。月平均6万円の赤字です。不足分の出所は、金融資産等の切り崩しです。

FPさんのライフプランでは、「この不足分を現役中に貯めておきましょう」というアドバイスがもらえます。

レギュラーな支出以外に、不測の事態というのもあるでしょうから、この状態を「蓄えだけでしのぐ・やり過ごす」というのは、多少の準備があったとしても、相当な強心臓、鈍感力の持ち主だということが言えそうです(笑)。

そもそも、そんなに蓄えを用意できるのか、という根本的な問題もあります。

赤字の割合は年々アップしています。

過去からの推移を見ておきます。

高齢無職世帯の可処分所得額・平均消費性向

この統計では、「平均消費性向とは、可処分所得(名目)に対する名目消費支出の割合」という定義になっています。つまり、平均消費性向が100を超えると、「家計は赤字」ということになります。

グラフから明らかなように、「高齢者無職世帯の赤字割合」は、右肩上がりでアップしています。

2004年から数年、横ばいに見えますが、これ以前のグラフもずっと右肩上がりとなっています。1994年から2000年くらいがボトムで、それ以前の数値は、下がってきた経緯があります。

つまり、「公的年金だけで暮らせた」というのがまさしく、1994年から2000年頃のことで、すでにピークは過ぎているのです。

まとめ

右肩上がりの平均消費性向のグラフこそが、多くの日本人が抱える「老後不安」「老後のおカネへの不安」の正体に他なりません。

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