老後のおカネ

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マイナンバーに続く医療等IDについて、医師会による「流石」の代替案

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マイナンバーの最終決戦となる舞台は、医療費です。政府による近未来の計画については、下記記事をご参照ください。

マイナンバー導入を前提にしたビッグデータ活用による医療費削減

医療等IDによって、平均値と比較してパフォーマンスの悪い病院があぶり出されてしまいます。こんな事態になれば、病院経営の妙味がなくなります。とはいえ、この新制度に正面から反対するとなれば、「国民的な課題である医療費の合理化・削減」に反対するのですね、となってしまいます。

そこで、日本医師会の検討委員会がひねり出したのが、「複数のIDを持てるようにするべきだ」という代替案。

ひとつのIDだと知られたくない過去の病歴がわかってしまう

というのが理由なんだとか。

医療等IDによって収集・蓄積されるデータは、「一元化」されることに意味があるのであって、分散管理ということでは機能しません。

名付けて「突合リスク」(笑)。

病院

「突合」というコトバは、例の年金記録問題が日本中で騒動になったとき、繰り返されたキーワードに他なりません。コトバの意味は、データをつき合わせて、まとめる、ひとつにする、といったところ。

年金記録問題は、過去に転職をくりかえすなどして分散されていた同一個人の記録を、ひとつひとつ「突合」することによって終息していったという経緯があります。

突合が、「リスク」などと言われると、年金記録問題に実務者として関わったひとりとして、大変な違和感があります(笑)。

検討委員会としては、

本人が知られたくなかったり、思い出したくない場合、それまでの情報との名寄せや検索ができない仕組みの担保

を求めていくそうです。

担保を求めているのは、「本人=患者」なんでしょうか(笑)。

まとめ

不都合なモノであっても、むしろそれを複数にすることで活路を見出そうというのは、なかなか練られた考え方です。

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