老後のおカネ

公的年金から、借金問題まで。

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マクロ経済スライド、2015年4月に初めて発動されたのですが、まだまだ誤解が多いようです。

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他の記事でもふれていますとおり、2015年4月、公的年金史上初めて「マクロ経済スライド」が発動されました。公的年金の支払いは2ヶ月先ですから、この分の振り込みは、6月15日ということになります。

とんでもない間違いです

はかせ

支給額そのものは増えているのに、実質的な使い勝手は減価するという不思議な、わかりにくい状態となっています。詳しくは、つぎの記事を参照してください。

年金のマクロ経済スライドをわかりやすく説明してください(1)

年金のマクロ経済スライドをわかりやすく説明してください(2)

世間では、ちょっとした話題になっていますので、週刊誌も取り上げて記事にしてたのでしょう。ある記事に、「専門家」なる人にシミュレーションをしてもらった結果、厚生労働省の想定するモデルケース(2015年度、夫婦で22万1507円)の年金額は、「10年後に2万1507円減る」とありました。

支給絶対額が減ることはありません

マクロ経済スライド運用下では、相対的な価値が減価することはあっても、「年金支給の絶対額が減る」ことはあり得ません。上述の通り、2015年4月に初発動された分も、絶対額は増えているのです。全然、わかってない(笑)。

この「専門家」なる人物、以前はテレビに出演して「公的年金はハタンする」とかいい加減な発言を繰り返していました。同記事では、「もはや年金だけで暮らすことは不可能」との発言。一応、「ハタンしない」ということに宗旨替えしたのでしょうか(笑)。なんと、この専門家なる人の肩書きは「年金博士」。自称か他称かは不明ですが。

まとめ

分野を問わず、「専門家」のミスリードほど世間を混乱させるものはありません。特に公的年金をめぐっては、「都市伝説」や「とんでも話」が日常的に、飛び交っています(笑)。

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