老後のおカネ

公的年金から、借金問題まで。

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生命保険の死亡保険金、平均受取り金額はいくらですか?

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ズバリ!正解は、273万円です。2014年生命保険の動向によれば、死亡保険金支払総額が、2兆7,332億円で、発生件数が100万件となっています。たとえ、終身の死亡保障保険に入ったとしても、高額保険金が保障されるのは、たいていの場合、60歳までですから、こういった平均値となってしまうわけです。

どうして、そんなに少ないの?

多くの人が加入する死亡保障生命保険は、死亡保障保険金が数千万円というのが一般的です。しかし、数千万円の保険金が保障されるのは、60歳まで。以降の保険金額は、ぐーんと落ちます。

そもそも、60歳までに死ぬ人は、めったになく、しかも、生命保険に加入できるのは健康診断を受けた健康な人のみです。高額な保険金が支払われる確率は、きわめて低いのです。

公的遺族年金は?

家族

公的年金の遺族年金は、事実上、生命保険と同じ役割をはたしてくれます。どのくらいの金額が受け取れるものか、計算してみます。なお、受給要件その他は、国民年金により支給される遺族年金を遺族基礎年金といいます、ならびに、夫がサラリーマンなら、遺族基礎年金と遺族厚生年金がもらえます、を参照してください。

  • 夫35歳 妻32歳 子ども2人(5歳・2歳)
  • 夫の給料は、平均賃金と同じ30万円台後半くらい
  • 妻の受け取る遺族厚生年金を月額50,000円、年額600,000円とします。
  • 妻は、あと53年生きるとします(平均寿命85 - 32 = 53)
  • その他の年金額は、平成26年4月現在のものとします。

 この前提で、計算すると、

  • 遺族厚生年金は、600,000円 X 53 = 31,800,000円
  • 遺族基礎年金 第1子が高校を卒業するまで14年間で(995,200円+222,400円) X 14 = 17,046400円
  • 遺族基礎年金 第2子が高校を卒業するまで3年で、995,200円 X 3 = 2,985,600円
  • 中高齢寡婦加算 第2子が高校を卒業してから65歳まで16年間、597,700円 X 16 = 9,563,200円

合計 61,395,200円

妻が65歳から85歳まで受け取る20年間の基礎年金部分は入っていません。

参考数値

  • 遺族基礎年金 26年4月現在、第1子 995,200円、第2子加算 222,400円
  • 中高齢寡婦加算 579,700円 40歳以上65歳未満
  • 女性平均寿命 85歳

まとめ

夫がサラリーマンとであれば、これだけの死亡保障の生命保険に、すでに加入していることになります。はじめに取り上げた、生命保険の受け取り平均額273万円と参照しつつ、賢いお金の生かし方を考える必要があります。

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