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国民年金の第3号被保険者とは何ですか?

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年金法では、年金制度の加入者(被保険者)を3種類に分類します。1号被保険者、2号被保険者、3号被保険者といった具合に。人を区分けするのに、なぜ、わざわざ「号」などという言い方をするんだろう?という疑問を持つかもしれません。その昔、28号というロボットアニメがありました(笑)。

年金が法律である証拠

法律は、条文の集まりです。●●法第△条、という言い方は、よく耳にすることでしょう。法律の「条」の次のまとまりが「項」、その次が「号」となっています。国民年金法第7条第1項は、こうなっています。

第7条 次の各号のいずれかに該当する者は、国民年金の被保険者とする。
一 日本国内に住所を有する20歳以上60歳未満の者であつて次号及び第3号のいずれにも該当しないもの(被用者年金各法に基づく老齢又は退職を支給事由とする年金たる給付その他の老齢又は退職を支給事由とする給付であつて政令で定めるもの(以下「被用者年金各法に基づく老齢給付等」という。)を受けることができる者を除く。以下「第1号被保険者」という。)
二 被用者年金各法の被保険者、組合員又は加入者(以下「第2号被保険者」という。)
三 第2号被保険者の配偶者であつて主として第2号被保険者の収入により生計を維持するもの(第2号被保険者である者を除く。以下「被扶養配偶者」という。)のうち20歳以上60歳未満のもの(以下「第3号被保険者」という。)

つまり、1号被保険者、2号被保険者、3号被保険者とは、国民年金法第7条第1項に定められた「3種類の被保険者」ということです。どうしてサラリーマン(厚生年金被保険者)が「国民年金法」で分類されないとダメなんだ?という疑問をお持ちの場合は、なぜ、年金手帳に色の違いがあるのですか?をご参照ください。すべての年金制度の1階部分は、国民年金(基礎年金)として、統一されたのでした。

この分類は、もちろん、昭和61年4月2日以降に出来たものです。

条文の3分類を、わかりやすく言えば、

第2号被保険者 サラリーマン、公務員
第3号被保険者 第2号被保険者の配偶者(妻、または、専業主夫)
第1号被保険者 第1号、第2号以外で、20歳以上60歳未満の人

となります。

第1号の規定が「第2号・第3号以外」ですから、順番を変えてみました。

第3号被保険者とは?

夫婦

第3号被保険者は、あくまでも2号の配偶者であって、1号の配偶者ではありません。第3号被保険者は、2号に扶養され、20歳以上60歳未満で、年収130万円未満という条件を満たすことが必要です。

第3号被保険者は、国民年金の保険料を納付する必要がありません。結婚相手が、1号か2号かによって、大きな差があります。

第3号の要件を満たせば、同時に、配偶者の健康保険(協会けんぽ)の被扶養配偶者になることもできます。

まとめ

第3号被保険者は、通常、女性です。公的年金の女性優遇策は、このほかにもたくさんあります。「年金は女性のためにある」といっても過言ではありません。

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