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年金手帳を紛失しました!

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年金手帳を紛失した場合、最寄りの年金事務所に行けば、いつでも再発行してもらえます。ただし、写真付きの身分証明書(たとえば、運転免許証など)が必要です。年金手帳再発行に要する時間は、ほんの10分くらいです。

なくても、特に問題ありません

年金手帳を紛失したとなれば、世間の人は「一大事だ」と考えてしまいがちです。しかし、以外かもしれませんが実務上、年金手帳はそんなに重要なものではありません。必要なのは、年金番号くらいで、年金手帳そのものに何らかの記録を書き込むとか、いったことはやっていません。

あなたの記録は、年金番号の下、きちんと管理されています。年金手帳を紛失したからとって、年金加入記録が消えてしまったり、年金を受ける権利を失ってしまうというようなことはありません。例えば、共済年金加入者(つまり公務員)には、年金手帳そのものが、もともとありません。

年金記録は正確です

加古川年金事務所日本中を騒がせ、世間の信用を大きく落とした年金記録ですが、当時、マスコミによって植え付けられたイメージとは全く異なり、年金記録は「奇跡的」といって良いくらいきわめて正確です。私自身、実務上、3000を超えるデータに、ふれましたが、明らかなミスや間違いが確認できた、といったようなケースは、ほとんどありませんでした。

では、当時の年金記録問題の騒ぎは、一体、何だったのか?と問われれば、まず例外なく、会社・事業所の事務担当者や被保険者本人のミスや手続き忘れなどが原因でした。私は、旧社会保険庁や現在の年金機構を擁護するなんて気は、全くありませんが、動かしがたい事実なのです。

この点についても、マイナンバー制のメリットは何ですか?で説明した「申請主義」が大きくかかわっています。つまり、年金事務所としては会社から出された届け出書類に、ミスや意図的な改竄があっても、確認のしようがないわけです。

例えば、当時、従業員に支払っていた給料を低額に申告して、年金保険料をゴマかしていたケースが報道されることがありました。こういったやり口は、書類を受け付けするサイドには、いかなる対応もできないのです。

最終的には、会社と元従業員との間での話し合いや栽培という解決になります。

後に、厚生労働大臣のポジションまで手に入れた「ミスター年金」と呼ばれた人物が巻き起こした騒動は、もっと騒ぐべき問題から国民の注意を外すことになってしまったのです。

まとめ

年金手帳は、いつでも「無料で」再発行可能です。年金手帳を紛失したからといって、記録がどうこうなってしまうというものではありません。年金加入記録は、通常、あなたの職歴そのものです。アタマの良い経営者は、中途採用の社員を募集する場合、履歴書とともに年金加入記録照会票の提出を求めます。年金加入記録照会票によって、個人情報保護法に抵触することなく、応募者の職歴の裏付けを取ることが出来るのです。

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