首都圏の管理職サラリーマンを対象に、とあるアンケートが行われました。「副業と聞いて思い浮かぶものは何か?」という問に対して、第1位になった回答は、なんと「ネットビジネス」でした(笑)。
ネットビジネス需要の大半は高齢者
つまり、「副業=ネットビジネス」という認識がサラリーマンの間で共有されるようになったわけです。結果として、「独立したい」とか「老後が心配」といった願望や心配を持つサラリーマンの多くは、「先生」を自称するネット業者の生贄となります(笑)。大金をつぎごんだにもかかわらず、ほとんど中身のない教材やいわゆる「高額塾」と呼ばれるコミュニティに一定期間参加して、何の成果も出ないまま、晴れて(笑)、「卒業」ということになります。
高齢者の就業や転職、独立開業を研究(?)する身として、いろいろ拝見させていただきましたし、自ら実証実験を兼ねて潜入取材(?)させていただきましたが、全くもってヒドイものです。
高額塾と言いながら、その主宰者がまともに塾のテキストがつくれなかったりとか、ほとんど中身のないないコンテンツに2つくらいケタのズレた販売価格を設定していたりだとか(笑)。
驚いたことに彼らには「犯意の自覚」が全くありません。自分たちのレベル低さとか、至らなさ、不足といったものに全くもって無頓着。にもかかわらず、そういった粗悪品、粗悪なサービスを売ってみせる度胸だけは鍛えていたり(笑)。称して、「マインドセット」と呼ぶそうです(笑)。
見極めは、プロフィール
「昔はともかく、最近はそんな詐欺商材や詐欺サービスや有料コミュニティは、今では存在しません」と言っているのが、他でもない、そういう輩(やから)たちの親分格だったりというケースも(笑)。
やはり、見極めはプロフィールです。手がける商材やサービスとかけ離れた職歴の人の話のどは、どう考えても聞くに値しない。
最近の事例で言えば、ついこの間まで「転売のプロ」を自称していた人が、いつの間にか、仮想通貨を熱く語る、というのは信用するわけにいきません(笑)。