老後のおカネ

公的年金から、借金問題まで。

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社会保険料の計算時に、不当に引き下げる脱法行為を推奨してはならない。

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社労士倫理規定違反となるビジネスは止めなさい!

所属する士業団体の月刊誌『月刊社労士』2018年2月号が郵送されてきました。封筒の中にオマケが入っていました。平成29年度倫理研修テキストの『別冊』です。約30頁からなる小冊子です。

一般のニュースでも報道された事件・「社員にうつ病を罹患させる方法」と題する文章をブログに掲載した案件、をふまえつつ不適切な情報発信を戒める会長声明が記されています。不適切な情報発信には多数の具体的事例が示されています。

なかに、社会保険料を不当に引き下げる脱法行為を奨励するような事例が取り上げられています。保険料の「節約」や「削減」という表現は制度の趣旨に反するので適切ではないと注意喚起がなされています。

また、

労働者の給与や賞与をいたずらに操作して月額報酬を引き下げる行為は認められるものではないとの趣旨が明確に記載されています。

これがまさに、別の記事で「違法ではないが適切ではない」としてとりあげた事例になります。もちろん、厚生労働省も認めていません。

最近、webで見つけた事案は「節約」や「削減」といった表現を巧妙に避けつつ、特定の役職者への公的年金の受給を可能にするというものです。手口は同じですから、厳しく処罰されるべき対象に他なりません。

通常、代表取締役をはじめとする会社役員は報酬が高額のため、在職老齢年金の制度により、本来支給される公的年金を受給できません。にもかかわらず、「給与や賞与をいたずらに操作して月額報酬を引き下げ」ることにより、受給を可能にしようというものです。

「手口は同じ」というのは、想像や憶測ではなく、他でもない、ご本人たちがわざわざYouTubeに動画をアップしておられました(笑)。これ以上の、動かぬ証拠はありません。

「見つかるとマズイので、数日で非公開にします」とのことでしたので、ダウンロードしてHDDに保存しています(笑)。

きちんと報告しないと、こちらが倫理規定違反となりかねませんので

何の巡り合わせか、偶然か。今年は5年に一度の倫理研修に参加することになっています。オマケの小冊子も参照しつつ、グループディスカッションも行われるとのこと。上記の件、きっちり取り上げる予定です。

また、厚生労働省にも疑義照会案件として報告する予定です。

不当・不正な行為を知りつつ、何もしなかったとなれば、こちらが倫理規定違反に問われかねないことになってしまうのです。

ポイントになるところを動画にしています。

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