老後のおカネ

公的年金から、借金問題まで。

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標準報酬月額と厚生年金保険料

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標準報酬月額とは

まず、標準報酬月額の説明になります。

標準報酬月額とは、保険料の計算をするためにつくられた「仮の報酬」で、被保険者の実際の報酬を等級ごとに分けたものです。保険料額表に記載があります。最新の保険料額表は、平成29年9月分(10月納付分)になります。平成29年9月に平成16年から続いた厚生年金保険料が最後のアップとなりました。

実際の給料ではなく標準報酬月額を使うので、保険料は簡単に計算することができます。というか、すでに計算結果が保険料額表に記載されています。

ここで言う「報酬」とは、賃金、給料、などの名称をとわず、労働者が労働の対償として受けるすべてのものをいいます。日常用語ではなく法律用語ですから、該当するものと該当しないものが細かく決められています。

例えば、税法とは異なり「通勤手当」は報酬に含まれます。生涯の賃金が全く同じでも、自宅の場所の違いから年金額が異なることはありえます。

厚生年金と協会けんぽ、違い

厚生年金の場合は30等級まで、協会けんぽの場合は50等級まであります。

厚生年金の等級数がけんぽと比べて少ないのは、被保険者の老後に極端な格差が出来ることを避けるという当初の意図があったからです。そのため、協会けんぽの場合は新しい等級が頻繁につくられています。

健康保険料は、多く納めたからといって特にメリットはありません。むしろ、高額療養費が返金されるハードルが上がりますのでデメリットの方が大きくなっています。

そういう意味では、健康保険料というのは全くの「費用」ということになります。一方、厚生年金保険料は負担すれば、一定のリターンが期待できますので、必ずしも全てが「払い損」とはなりません。が、国民年金単体と比較すれば(保険料)負担と(年金)給付のバランスは劣ります。

そうなる理由は、国民年金制度下で支給される基礎年金の半分が税金でまかなわれているからに他なりません。基礎年金給付というのは、まさしく「ベーシックインカム」ということになります。

ポイントを動画にまとめてみました。

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