老後のおカネ

公的年金から、借金問題まで。

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祖父母の孫疲れ。これからは、孫のことで疲れている余裕すらなくなります。

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現役で働く親に代わって、すでにリタイアした祖父母が孫の面倒をみることを「孫育」。その結果として、心身ともに消耗してしまった祖父母の状態を「孫疲れ」と言ったりします。本来自らが引き受けて当然の子育てを、祖父母に「丸投げ」してしまっている様を、からかい半分で表現した言いまわしにほかなりません。

もちろん、その家族が自分たちの好き勝手でやっていることを他人がとやかく言う必要はありません。が、リタイア後世代の「環境激変」は、家族のあり方、祖父母と孫の関係にまで影響をおよぼすことになります。老後に余裕のあった世代があたりまえのように出来た孫へのおカネや時間の投入も、老後に余裕のない世代にとってはカンタンには成し得ないこととなってしまいます。つまり、自分たちのことで手一杯で孫のことにまで手がまわらない。

孫のための年間支出額は平均で約11万円になるという調査結果があります。七五三の祝い、入園・入学祝い、誕生日祝い、お年玉と、季節を問わず「祖父母のサイフがアテにされる」機会がめぐってきます。

前の世代にとって収入の柱となっていた公的年金は先細っていきますし、リタイア後には不可避的な医療費負担をまかなう支出は確実に増えていくことになります。家計をまかなうだけの十分な収入を確保出来ないケースでは、働かざるを得ません。

これからの平均的なリタイア後の生活には、おカネの余裕も、時間の余裕もありません。

 

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