老後のおカネ

公的年金から、借金問題まで。

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東大の先生も副業のススメ

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サラリーマンに副業は不可欠

10月17日1862号の日経ビジネスは、『働き方革命2.0』というタイトルで、今現在進行中の労働現場で起きている変化をリポートする内容となっています。中でも秀逸だったのは、細川範之・東大大学院教授による「副業で雇用流動化進めよ」と題する小文。原文はインタビューだったようです。

企業も既に社員の一生を保証できる環境ではない。副業で学んだ頭の使い方で思わぬアイデアが生まれるのもよくあることだ。むしろ魅力的な職場として優秀な人を引き留める手段になる。無償のボランティアは認めて、収入がある副業がダメというのも理屈が通らない。

といった具合に、副業を全面的に擁護する立場からの発言となっています。「東大の先生が」です。変化を感じずにいられません(笑)。

副業は単に「雇用の流動化」に資するだけではありません。副業を通じて、一生継続できる仕事を見つけることこそが重要なポイント。

老後という時間は、今後、ますます長くなることが予測されるわけです。が、これからの年寄りには、国(公的年金)も企業(退職金・企業年金)もアテに出来ず、自分の力で生き延びて行くしかありません。そのためのトレーニングとして、副業は最適。

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ネットビジネス的副業が流行るワケ

もちろん、定年間際になって慌てても間に合いません。本業と副業の複眼的なキャリアは、さかのぼって「若い時から」となります。こういう職業生活のありかたは、1世代前・2世代前の人たちは経験してこなかったことです。「副業あたりまえ世代」は、親世代以上の世代とは別の人生を生きることになります。

ということであれば、一定年齢以下の人たちが大挙して「ネットビジネス」を手がけるのも理解できます。その一部を聞いただけで、アヤシイと感じてしまうようなビジネスモデルで集客している輩(やから)が少なくないにもかかわらず(笑)、一定のニーズが絶えることがないのは、大きな変化の潮流を感じているからなんでしょう。

年寄りとネットビジネス

ネットビジネス、なかでもモノを動かさない情報発信に絡めた「アフィリエイト系」は、意外にも年寄りにこそベストマッチとなっています。理由は、

  • ほとんど元手が要らない。
  • ウチで出来る。
  • 体力も使わない。
  • 時間を自由に使える。
  • 人生経験が、それなりに活かせる。

などなど。

極端な話、たとえ「寝たきり」になっても、ある程度の継続は可能です。もちろん、程度にもよりますが(笑)。当サイトの読者であれば、公的年金制度がハタンすることなく将来も続いていくメカニズムをご理解いただいていると思います。が、生活していくには不十分。「足らざる分」は、ネットビジネスで確保してしまうのもひとつのやり方。というわけで、それなりに情報通であるジイさん・バアさんの中には、すでに着手している人もいます。

起業であるとか、会社・法人をつくるとか、大げさなことは考えなくても良いわけで、失敗したところで、ほとんどダメージすらありませんし。年金問題というか老後の不安は、ネットビジネスが解決してくれるんじゃないかと予感しています。

副業をオススメ出来てしまう東大のセンセイとは?

話を元にもどして、副業をオススメしている東大のセンセイについて。アマゾンの著者紹介に、こんな記述があります。

柳川 範之(やながわ・のりゆき)
1963年に生まれる。父の仕事の関係でシンガポールで小学校を卒業。高校時代をブラジルで過ごしたのち、大学入学資格検定試験合格。慶應義塾大学経済学部通信教育課程卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。 東京大学大学院経済学研究科教授。経済学博士(東京大学)。専門は制度の経済学。

つまり、この先生は高校すらも卒業しておらず、大学は通信。ま、のちに東大の院で博士号を取得するものの、「そんなルートありなんですか?」と質問してみたくなるほどユニークな学歴・キャリアを経てきているわけです。こーゆー人を教授に出来る東大も、なかなか頭が柔らかいと感心してしまいます。世間的なイメージと違って。

これだけユニークな先生だけに、実は結構有名な人で、勉強法、なかでも「独学」というキーワードにまつわる雑誌特集なんかでは、必ず登場します。

この先生だから可能な「副業のススメ」なのかもしれません(笑)。

 

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