老後のおカネ

公的年金から、借金問題まで。

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買い物難民。日本に居ながら「難民」になってしまったという話(笑)。

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ここでは、いわゆる「買い物難民」問題を考えてみます。買い物難民には、どこに住んでいようが誰もがなってしまう可能性があります。自分で体験して、初めてわかりました(笑)。いつかの時点で運転免許を諦めないとならない以上、「私だけは例外」としてやり過ごすことが出来る人はいません。超高齢社会を迎える我が国にとって、社会保障問題にヒケを取らない深刻なテーマです。

買い物難民になってしまったワケ

平成27年12月末、駅前で長年営業展開してきたスーパー西友が、撤退してしまいました。結果、ご近所のご高齢者を中心に、いわゆる「買い物難民」が大量に発生することになってしまいました。

当時、私はマイカーを利用していましたので、ほんの10分・20分で、他の大型・中型スーパーにアクセスが可能。発生した新しい「難民」に同情しつつも、全くの他人事として、事態の推移を見守っておりました。

ところが、です。とある要件で近隣エリアの幹線道路をマイカーで走行途中、突然エンジンがトラブル。急激な減速の上、完全停止。整備工場に持ち込んだものの、マイカーに対して容赦なき完全死亡宣告を受けてしまうことに。

もちろん、馴染みカーディーラーからは、この機とばかりの代替となる新車セールスを受けたものの、私には考えるべきことがいくつか。ひとつは、費用対効果の問題。ひとつは、健康上の問題。

費用対効果の問題というのは、クルマというツール(?)が、「乗っていて気持ちが良い」という数値計測不可能な要素を抜きにして、かけている費用に見合うだけの利益というかメリットが、あるのかという根本的な問いです。自家用車に乗ると決めた瞬間に、クルマそのものの購入代金以外に、毎月、ハンパない金額の出費を覚悟する必要があります。車検、ガソリン、任意保険、定期点検、消耗品取替え、トラブルのたびごとの修繕費、さらに人によっては私同様駐車場の家賃まで。一連の出費がカット出来れば、あれも買えるし、これも手に入る(笑)。「もしも、クルマが無かったら」的シミュレーションは、脳内で年々繰り返す回数が増えていきました。

もちろん、自営業者であるからには、自動車および関連費用を「費用計上」するテが無くはありませんが、別にかけたい費用があるのも確かなこと。

健康上の問題というのは、「目」です。以前に網膜剥離の手術を受け、現在は回復しているものの視力自体が術後に大幅ダウン。運転免許には、「眼鏡等」

付帯条件が課せられています。視力問題とともに、悩ましいのが「目の疲れ」です。運転による目の疲れは、やはり健常者よりも激しいみたいと自覚できるので、長距離ドライブというのは基本的にやりませんし、夜間運転もしません。おまけに、医師からも警告とは言わないまでも、「望ましいあり方」をアドバイスいただく始末。

というわけで、暫定的になる可能性を残しつつ、自ら「買い物難民への道」を選択してみることに。

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買い物難民は、1000万人以上!?

国連機関に難民申請を出すヒマもなく、「買い物難民としての日日」は始まってしまいました(笑)。政府は農林水産省を中心に、「買い物難民」というコトバを定義づけしたり、推定人数を算出したりしています。が、イマイチ「ピン」と来ません。買い物の行き・帰りに苦労を感じている人といったザックリした括りで、「ゆうに1000万人以上」と言ってもらった方が現実味があります(杉田聡『買い物難民をなくせ!』中央新書ラクレ)。言うまでもなく、こういうケースでの政府による推計は、グッと少なくなります(笑)。

さて、買い物難民化してからまだ日の浅い私ですが、数々のトライ&エラーを経てつかんだ難民脱出のTips(秘訣、コツ)を以下にまとめてみます。

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 買い物難民から抜け出す方法、その1・ネット通販の利用

買い物難民脱出策の第一は、ネット通販の利用です。流通大手クループを中心に、すでに買い物難民をメインターゲットにしている通販サービスは、いくつもあります。重いもの・かさ張るものは、配送してもらえればホントに便利です。ここで気をつけたいのが「送料が無料になる最小注文合計金額」。配送料が無料になるか・ならないかは、無視できない問題です。注文した各アイテムごとの価格がアップしますので。

「無料になる・ならない」のボーダーラインである金額は、各社さまざま。ただ、ボーダーライン金額が比較的低めに設定されていても、各アイテムの値付けが「トンデモ価格」「ボッタクリ価格」になっている場合もありますので(笑)、日頃から自分なりの「値ごろ感」といったものを鍛えておかないと。

ここで、各サービスの「比較まとめ」といったものをお知らせ出来れば良いのですが、今は具体的固有名詞と一緒に勝手なコメントをweb上にアップしていると、具体的固有名詞の元から弁護士経由で内容証明が送付されてきて、少なくない損害賠償金を支払った上、謝罪・訂正のための記事を書かされるケースもあるんだとか(笑)。「100万pv超えブロガーさん」が言ってました。ま、このサイトに、そこまでの影響力があるとは思えませんが(笑)。

個人的に、お気に入りの通販サービスは「イオン」です。各アイテム価格は店頭にあるのと、ほぼ同じですし、事務処理能力も高レベル。問い合わせも、フリーダイアルです。

ここで、ふれておかなくてはならないのが、「Amazon prime now」という通販サービス。一定条件を満たせば、1時間や2時間で、注文が届いていまうというのですから(笑)。ウチはまだサービス対象エリアに入ってないんですが、通販の進化は想像の域を超えています。

買い物難民から抜け出す方法、その2・コミュニティバスの利用

コミュニティバスは、民間事業者では採算が取れないようなルートを地域住民の利便性確保の目的のため、主に地方自治体などによって運営されている交通手段です。公費(税金)も投入されています。はっきりコトバにはしていないものの、「買い物難民」救済の意図があることは明らか。今や、全国に広がっています。ウチの地元にもあります。魅力的なのは運賃で、地元を走る規定ルートなら、どこまで行こうが100円か200円。地元民間バス会社のプリペイドカードが使えるので、上手くやれば、さらなる割引も可能です。こういうのは使わないと(笑)。

設定ルート上の停留所には、公共施設や鉄道の駅とともに地元の大小スーパー近辺も含まれています。コミュニティバスを「自分の足」として使いこなすには、時刻表と路線図をいつもか手元に準備しておかないと。時刻表・路線図ともに、関連サイトにPDFファイルで提供されているケースが多いようです。スマホなら、「いつでも、参照可能な状態」にしておけます。

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コミュニティバスの実力を知るには、こんな本があります!

講談社編『ぷちパス散歩』講談社

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東京23区のおもな場所へは、わずか数百円のコストでアクセス可能です。

買い物難民から抜け出す方法、その3・ご近所コンビニの活用

買い物難民化した人のご近所にコンビニがあれば、何でも買ってしまいがちですが、これはキケン。というか、コンビニの思惑にハマってしまうことになります(笑)。他に選択肢がなんですから、「依存」を生み、値頃感への感覚をマヒさせます。ご近所コンビニの活用は、最低限にとどめるべきです。緊急の場合とか、買い忘れたモノ限定とか。とはいえ、コンビニであっても、「良心的価格」を維持出来ている商品もありますので、この範囲なら問題はないかと(笑)。

コンビニで、スーパー並み価格を求めるのはムリがあります。が、カードをつくればポイント活用で、「値引き」も実現可能。また、期間限定で特定商品のみ一律価格になったり、セット買いで安くなったりとかというケースもあります。

といった話が自然に展開できるんですから、難民生活をおくる中で、それなりの「コンビニ通」になってしまったことを自覚する次第です(笑)。

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買い物難民から抜け出す方法、その4・ネットチラシの活用

買い物難民は、コミュニテイバス、その他の交通機関を利用して買い物に行くことになります。いつも帰りの時刻が気にかかります。交通機関の時刻表を、いつでも参照できるようにしておくと同時に、買い物自体を効率良くすませたいものです。そこで、欠かせないのがチラシということになります。が、チラシは新聞を月極定期購読していないと、入手困難。とはいえ、わざわざチラシを入手するために新聞を申込む必要はありません(笑)。今なら、チラシを自動配信してくれるスマホアプリがあります。本来の生活圏・活動エリアの域外にあるスーパーや、その支店を「お気に入り登録」しておけば、その店の最新セール情報を入手できますので、実はアプリの方が、折り込みチラシより便利です(笑)。

Shufooなら、チラシを見るだけでTポイントがもらえてしまうという思いがけない「オマケ」まで付いてきます(笑)。

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買い物難民から抜け出す方法、その5・ToDoアプリの活用

買い物難民は、わざわざ公共交通機関の運賃を支払ってまで買い物に出かけるわけですから、「買い忘れ」は許されません。致命傷にも、なりかねません(笑)。買い忘れたモノより、運賃の方が高額で、かつ、ご近所コンビニで手に入らず、緊急性の高いモノという条件がそろってしまうような悪夢は避けたいところ。こういう事態を避けるには、ToDoリストを買い物リストとして活用することが効果的で、何度も繰り返して使えるアプリが無料で入手出来ます。紙に手書きしたリストと異なり、購入したものから順にカンタンに消去できるのが便利。

定期的に購入するもので、買い物現場でその残量が確認出来ないといったことを避けるためにも、スマホで色んなモノを撮影しておくというのは効果的です。スマホで撮った画像は、自分の記憶力を超えて記録を残してくれますので。

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買い物難民から抜け出す方法、その6・お天気アプリの活用

また、アプリなの?これだけアプリの紹介が続くと、当然の疑問かもしれないですが、また、アプリです(笑)。私の考える「買い物難民救出策あるいは脱出策」というのは、情報を上手く活用して打開策を見出そうというものになりますので、必要情報入手手段としてのスマホやアプリの使用は不可欠です。

自家用車がいつでも使えるなら、雨の日でも、自宅の駐車場から大型スーパーの屋内駐車場までを往復することで、「傘をささずに買い物」ということも実現可能ですが、買い物難民にはムリな話。往復途中で歩くことは、まず避けられません。この時に出会ってしまうかもしれない天候の悪化を避けるため、事前の天気予報は確認しておきたい。天気アプリに、自宅住所地を登録しておけば、確率の高いピンポイント予報が入手出来ます。

入手した「予報」によっては、買い物自体を断念した方が賢明なケースもあることでしょう(笑)。

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買い物難民から抜け出す方法、その7・トートバッグの活用

買い物難民にとって必需品と言えるのが、「買ったモノを自宅まで運ぶためのツール」。オススメは、トートバッグです。数あるトートバッグの中でも、やはり米国LLビーン社製がピカイチです。個人的には。LLビーン製トートバッグとの付き合いは、米国法人勤務時代に勤務先のロゴ入りトートをプレゼントしてもらって以来になります。とにかく丈夫で、相当の重量物でもラクに運べてしまうので、まとめ買いをしてしまいがちの、買い物難民のニーズにピッタリ(笑)。

重いモノ・カサばるモノは、通販またはご近所で入手するという買い物難民的生活の基本をわきまえつつも、あれば便利です丈夫なトートバッグ。「大は小を兼ねる」の言いまわしに従えば、揃えておくべきLLビーンのラインナップは、「ラージ」または「エキストラ・ラージ」になります。たいていの買い物は、これらのサイズにスッポリと収まってしまうので、「ヒミツの買い物」という目的にも使えてしまったりも、します(笑)。

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買い物難民から抜け出す方法、その8・地元バス会社が発行するプリペイドカードの活用

上記のコミュニティバスに刺激されて、地方の路線バス運営会社では、いろんな試みが行われていて、一般ユーザーにオトクなものも少なくありません。私の地元バス会社が発行するプリペイドカードにチャージすれば、乗車時間に一定の制限のある「得用」で30%、制限のない「フツー用」で10%のプレミアが付いてきます。分かりやすくいえば、乗車運賃がかなり劇的に安くなってしまうということ。コミュニティバスと組み合わせれば、「さらなる割引」が得られてしまうケースも。自分自身が(買い物)難民化して、リサーチ(?)してみるまで、地元バス会社がこんなことになっているとは、全く知りませんでした(笑)。難民体験も、してみるものです(笑)。

運賃の30%ディスカウントといえば、「えっ」と感じるレベルのものですから(笑)、コミュニティバス同様、難民の「足」として、有効に利用したいところです。

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買い物難民から抜け出す方法、その9・Uber、自動運転の動向

Uberというのは、本来、カンタンな日本語で表現すれば「白タク」というヤツです。クルマを利用したい人とマイカーの所有者で希望者を乗せてくれる人をネット上でマッチングするサービス。米国で始まりました。マイカーに乗せてくれる人については、米国ではシロウトでも良いんですが、法体系が異なる日本では、「タクシー手配のサポート」に限定して事業展開をしているようです。

日本で「白タク」が容認されるとは考えにくいですが、先行して自動運転が実用化されてしまうんじゃないかと予測しています。「運転手ナシ」ということになれば、法律も見直さざるをえなくなるに違いない(笑)。タクシーに加えて、バスにも自動運転が導入されることになることでしょう。バスやタクシーを利用する場合、今は停留所や待合所に利用者から出向くといのが当たり前ですが、近未来的には「現在いる場所」を知らせることで、バスやタクシーから迎えに来てくれる日も遠くないはずです。もちろん、車両は自動運転。

ここまで来れば、むしろ(買い物)難民になる方が難しいんじゃないかという気がします(笑)。

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