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マイナンバー反対を掲げる社会派プロパガンダドラマ(笑)。藤原竜也主演新ドラ『そして、誰もいなくなった』・ 残りはまとめて

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【当記事の読み方ガイド】

各回のお話は一話完結となっていますので、どこからでも・どんな順番でも、お楽しみいただけます(笑)。なお、各回のならびは、降順(新しいのが先)となっています。

いくつかの謎が解明されてストーリーが収束に向かうどころか、むしろ拡散されていくという「不快感」を感じるほどの展開になっています(笑)。脚本家の言いたいことをまとめれば、たぶん1回のツイートくらいの分量しかないだろう内容(笑)を連ドラにしてしまおうというマインドに驚かされるとともに、ここまでしないと気がおさまらないほどの「マイナンバー制度」への恨みの深さがイヤでも伝わってくるというのもです(笑)。

やっと終わったお騒がせドラマ(笑)・9月11日オンエア

脚本家の言い分は、ラストシーンのマッサン(主人公の友人・総務省エリート官僚役)の一言に集約されていたんでしょう。たぶん(笑)。

パーソナルナンバー制度は、そのデータの有無によって、ひとりの人生さえも狂わせてしまうことがある。重大なセキュリティ欠陥を放置し続けた罪は重い。上層部の抵抗は必死のものと思われるが、しかし、社会のために早急な立て直しが必要だ。

勘弁してほしい(笑)。事実誤認も甚だしい。まともなリサーチをすることもなく、無知と無教養に彩られた三流コンテンツ。他に適当な言葉が見つからない。こんな内容なら、視るんじゃなかった(笑)。

たまたま、グーグルアラートに仕掛けた「マイナンバー」にひっかかってきたドラマの番宣動画が間違いのモト。それでも、世間のマイナンバー理解がその程度のものだという学びくらいにはなった、ということにしておきたい(笑)。

マイナンバーなんて、そんなに大袈裟なもんじゃありませんので。しかし、この制度が導入されて確実に困る人、痛みを感じる人がいるのも確か。そこを突くストーリーにしないと(笑)。

新しい引き込み方・9月4日オンエア

フツーの良く出来た連ドラであれば、ワクワク・ドキドキの期待感で、思わず次回も視てしまうといったパターンなんですが、このドラマは「ハッキリしない」「モヤモヤ感が残る」といったイライラした精神状態のために次を視ないではいられないようにするといった新しい「引き込み」手法を提示してくれました(笑)。

もっとも、私の場合は「マイナンバーがメインテーマ」という番宣に、上手く乗せられてしまったといったところ。実務の専門家としては、「視ない」という選択肢は、なかったのです(笑)。

といった事情をふまえつつ、毎回のオンエアにツッコんできたわけですが、いよいよ次回のオンエアがラスト。なのに、今だ、ストーリーの全体像が判明しないという状態(笑)。

残念ながら、日本人全体の個人情報データベースを破壊してしまおうといった計画は挫折してしまいました。が、もともと、この国に、そんなものは存在しえません。

個人情報のうち、社会保険に関するものは厚生労働省、税に関するものは国税庁(または財務省)、といった具合に個人情報のひとつ・ひとつは、管轄するお役所ごとに管理されており(分散管理)、あらゆるデータをひとつにして、一括管理するようにはなっていません。これが名高いお役所の「縄張り根性」すなわち、セクショナリズムというやつで、マイナンバー制度が導入された後も変わっていません。

私たちの個人情報は、このおかげで安全性を担保されていると言っても、過言ではありません(笑)。

少しだけ見えてきた、ドラマタイトル「そして、誰もいなくなった」の意味・8月28日オンエア

主人公と共同生活をおくる仲間たちは、「マイナンバー(パーソナルナンバー)」を失ったために、ヒドイ目に遭っている。この事態を解消するには、日本人全員が自分たちと同じ目に遭えばいい。ということなら、国全体の情報を管理するデータベースを攻撃すれば良いじゃないか。

という、何とも幼稚でわかりやすい展開に(笑)。

つまり、ドラマタイトルが意味するところは、「(マイナンバーのデータ上は)誰もいなくなった」というストーリーということのようです。

はっきり言って、マイナンバーへの思いが強すぎ(笑)。あるいは是が非でも、そういうストーリーにしたいのか。マイナンバー制度は、そんな大それたものではありませんので(笑)。マイナンバーに、ありとあらゆるデータが紐付けられるわけでもないですし。

やはり、制度そのものに対するリサーチ不足を指摘せざるをえません(笑)。これでは、ストーリーが面白くなるわけがない。

単なる偶然か、たまたまのことだと思うんですが、マイナンバーを失くした主人公がテロをおこすという展開。逆に言えば、マイナンバーがテロの防止に役立つというのはホントのことで、マイナンバー制度導入について、国際的な要請があった理由のひとつです。というのも、パスポートにはマイナンバーが記載されることになっていて、テロリストによるパスポートの偽造が、極めて難しくなってしまいます。

というわけで、某国ではすでに、マイナンバーカードの偽造が着手されています(笑)。

そして、誰も見なくなった(笑)。・8月21日オンエア

ダメですね。

全くダメ(笑)。

「アンチ・マイナンバー」という大そうな看板を掲げてスタートしたこのドラマ。私も、関係者・専門家として大いに期待していたんですが、肝心のマイナンバーへの批判、攻撃はそんなになされないままにどうやら最終回を迎えることになりそうです(笑)。

おそらく脚本家氏も、どう取り扱えば良いのか、わからないんでしょう(笑)。

現実の話として、某国では、マイナンバーカードにあるICチップ部分の偽造がすでに研究されているというウワサがありまして。そこまで費用をかけて「なりすまし」を実行して、そういうヤツらが手に入れたいと考えているのは何なのか?といった連想を膨らましていくと、とてつもなく面白いストーリーがつくれるはずだったんですが(笑)。

脚本家氏は、マイナンバーに関するごく基本的なリサーチさえやっておられない様子(笑)。批判するなら批判するで、もっともっと研究しないと(笑)。

「たぶん、こうなんじゃないか」「ま、このくらいの話にしておこう」という構えでは、今の時代、通用しませんので(笑)。

例えば、脚本家氏が創り出した「マイナンバーを失った者たちによる共同生活」などというものに何のリアリティもありませんので(笑)。仮に、マイナンバーを失ったところで、そして「完全なりすまし」が成功したとしても、被害を受けるデータは、きわめて限定的なものですし、期間も、ごく一時なもの。「すべてを、なくしてしまう」など、ありえない話。マイナンバー制度は、そんなことになっていませんので(笑)。

こう考えてくると、さすがに、番組タイトルだけは、秀逸な出来じゃないかと(笑)。「そして、(このドラマを見る人は)誰もいなくなった」(笑)。

マイナンバー、ありがちのカン違い・8月14日オンエア

ますますワケのわからなさ具合は増すばかりで、ストーリー展開を追うのも正直疲れてきました(笑)。

最後のシーンで、何らかの理由でマイナンバー(ドラマでは、パーソナルナンバー)を失くしてしまったという属性を持つ4人が集結(笑)。

ひとつ明らかになったのは、脚本家は、「マイナンバーが膨大な個人データ・ありとあらゆる情報を支配し、代表し、ひとたび失くしてしまうと、人生そのものが終わってしまうぞ」というメッセージを伝えたいみたいだということ。

残念ながら、マイナンバーというものはそんなに大袈裟なものではありませんので(笑)。

マイナンバーによって管理されるのは、税と社会保障関連のみ。で、しかも全データをひとつのところで一括管理しようというのでもなく、関連情報は、その都度必要に応じて相互参照出来るだけ。これを分散管理と呼び、たとえ何らかの手段でひとつのデータが漏洩しても、それにまつわるデータがイモヅル式に明らかになってしまうということにもなっていません。

まさに、「なーんだ、その程度なの」という印象(笑)ですが、広い世間には、「その程度」にお困りの方がいらっしゃるわけです(笑)。

だからこそ、わざわざ、このような「アンチ・ドラマ」を作っているわけで(笑)。

正直、脚本家は「マイナンバー制度」について、そんなに詳しくリサーチした感じでもなさそうな気がしてきました。突然、「孤独」などという哲学的な問題を提示してきたり(笑)。

はたして、私に、まだ次回分オンエアを観る気力が残っているんでしょうか?

8月7日、第4回オンエア

さて、ストーリーになんらの展開がない以上、コンテンツにツッコミようがないのです。が、弁護士がエリート官僚のマッサンに対し「主人公の個人情報」への不正アクセスの件で脅しをかけるというシーンがありました。

不正アクセスという行為が違法であるという指摘は、そのとおりなのです。が、事実ベースでは、これは有り得ない話です。

というのも、現行システム下において、不正アクセスは瞬時に判明する仕組みになっています。だから、マッサンが平気でいられるはずはなく、弁護士(鶴見辰吾)に強迫できる余地はないのです。

やがてマイナンバーに紐付けされる日本年金機構のデータは、現状、氏名で検索するたびごとに、その目的や意図を問われます。

仮に、アクセスしたデータが検索者自身のものであっても、目的外使用であることが判明すれば、「不正使用」として厳罰に処せらることになります。

自分のデータにアクセスしてどうするんだよ?とお考えかもしれません。が、「自分のデータを使って、データの処理やマシンの操作に慣れておきたかった」という研究熱心さゆえに引き起こしてしまったという笑えない事件が、私の身の回りにも発生しています(笑)。

といった具合になっていますので、「セキュリティの脆弱性」をベースに、マイナンバー制度を攻撃しようというなら、事実に反しますし、ドラマを使っての印象操作、風説の流布と言わざるを得ません(笑)。正論ではもはや戦う余地はないが故の「ドラマ化」だったんでしょうか?

次のオンエアを楽しみに

ま、そのあたりも含めて、次回オンエアに期待します。

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